答えを決めてこない【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

会議でよくあるパターン。

エライ人が結論を先に決めて、それに従わせようという感じの会議。

これって他の人が意見を言えずに、結局何のために集まったのかよくわからないですよね。

だったら何も考えてこないほうがいいのか？

いえいえ、やはり事前にしっかりと内容を検討しておくことは大事なことです。

必要な資料を揃えたり、意見を練りあげたりということも必要ですからね。

大事なのは、答えを用意することであって答えを決めてくることではありません。

答えを決めるのは会議の場ですからね。

特にトップ層はそこをしっかりと把握してください。

けれど、私達も人間ですから。

どうしても自分の意見を通したいという気持が強くなってしまいます。

こういう時には一体どうしたらいいでしょうか？

ここでファシリテーターの登場です。

人は自分の意見を通そうとしたり、理解してもらおうという気持が高まると、ついつい長く喋ってしまいます。

これをファシリテーターが「短い言葉で」「細切れに」「わかりやすくまとめる」力が必要になります。

いいやり方としては、付箋紙に意見を書きだしてもらう。

付箋紙に書ける量はたかがしれていますから。

書く方も要点をまとめて書きます。

そしてそれをたくさん並べるのです。

こうすることで、ひとつの意見に集中するのではなくいくつかの意見を組み合わせたりすることで、よりよい意見に変化していくことができます。

答えを決めずに準備だけしてもらう。

これをうまく活用して、よりよい結論を創りだしましょう。
 

 

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