質問の範囲を変えてみよう【ファシリテーション 宮崎 オンライン リモート 研修】
2023/06/12
宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。
発想力を鍛えるシリーズ、第四段です。
今回もファシリテーターの投げかける「質問」に焦点を当てます。
「この問題の対策として、何か案はありませんか?」
そう言われても、なかなかすぐには閃かないものです。
けれど、この質問だとどうでしょうか?
「一週間以内にできることは何かありませんか?」
こうやって期限を切ることで、今すぐに何ができるのかを考えることができます。
これは「時間」という範囲を限定して変えてみることで、発想を促すやり方です。
他にもこんな質問も考えられます。
「このチームメンバー以外の力を使うとしたら、どんな人のどんな力を借りるといいでしょうか?」
これは「人」という範囲を広げて考えてもらうことで、発想の幅を広げようというやり方です。
他にも「お金」の制限を無くしたり、逆に制限をかけてみたりすることで、参加者の固定された視点を変化させ、発想を促しやすくなります。
私達は、日常生活の中で限定された枠の中で生きていることが多いものです。
何かを考えようとする時、その枠にとらわれてしまいます。
これが「文化のブロック」と呼ばれるものです。
ファシリテーターはいかにして参加者の枠を壊して、考えやすくしてあげるか。
そのための質問の投げかけ方をいろいろと工夫してみましょう。
この質問力を鍛えるには、普段からファシリテーターが「枠を外した考え方」を行うことも必要です。
ここで役に立つのが、以前紹介した「オズボーンのチェックリスト」です。
これになぞらえた質問で、範囲を変えてみると意外な答えを引き出すことができますよ。
ぜひトライしてみて下さい。
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