最後の砦は見える化で【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

発想力を鍛えるシリーズ、第六段です。

今回は最終回、最後の砦「見える化」をお伝えします。

人の発想って、五感を刺激することで活発になるものです。

五感は「視覚」「聴覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」。

この中で一番刺激を受けるのが「視覚」です。

つまり、見たものからヒントを得て何かをひらめいたりすることが多いのです。

だからこそ「見える化」は不可欠と言っていいでしょう。

具体的には、意見を書き出していく。

たったそれだけです。

これをスピーディーに行いたければ、付箋紙を活用したブレインストーミングを行うといいでしょう。

ブレインストーミングで大事なことは、迷ったり悩んだりしたら他人の意見を参照するという点です。

すると、視覚から刺激を受けて、何かひらめくかもしれません。

実はブレインストーミングはこの作用を活用して意見を増やすというのが一番の肝なんです。

さらに視覚を刺激するために、文字ではなく絵を使うといいでしょう。

文字情報を見たときに、頭の中でその文字情報からイメージできるものを頭の中に描きます。

ということは、最初から絵で描けば、脳内変換をしなくてもダイレクトに刺激が伝わるというものです。

といっても、自分は絵が下手だから…という方も多いでしょう。

ここは思い切って描いてみることが大切なのです。

実は、絵を描いている最中に頭の中ではその光景がイメージされるため、描いている本人もさらに脳が刺激されます。

その結果、絵を描いている最中に別のことをひらめく、ということもあり得るのです。

こういった「見える化」を推進して、よりたくさんの発想を引き出していきましょう。
 

 

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