研修室で繰り広げられる「空調の温度戦争」を平和に導く優しいファシリテーションの魔法
2026/10/27
こんにちは!ユーアンドミークリエイト代表取締役の古賀弘規です。
宮崎を中心に、全国でコーチングやファシリテーションを通して「人が活き活きと働く組織づくり」のお手伝いをさせていただいています。
みなさん、研修や会議の場でこんな経験はありませんか?
「今日の部屋、なんだか寒くて集中できないなぁ…」
「えっ、私はすごく暑くて汗が出てくるんだけど…」
そう、今回のお題は、研修や会議の「あるあるキーワード」でもある「空調の温度戦争」です!
【静かに繰り広げられる無言の戦い】
夏場や冬場の研修室では、まさにこの「空調の温度戦争」が密かに繰り広げられていますよねぇ。
暑がりの方がそっとリモコンに近づいての設定温度マイナス2度。
それを見ていた寒がりの方が、寒さに耐えかねて数分後にプラス1度。
ブランケットを羽織りながら震えている受講者さんもいれば、パタパタとノートで風を送りながら顔を赤くしている受講者さんもいる。
お互いに「言いたいけれど、他の人に迷惑がかかるかな…」と気を使って我慢してしまう。
これって実は、単なる体感温度の違いだけではなくて、研修や会議の集中力や居心地に大きな影響を与えているんです。
【誰も悪くない、だからこそ難しい問題】
コーチングやファシリテーションの視点から見ると、この問題の根っこには「身体の感覚の違い」があります。
男性と女性、筋肉量の違い、着ている服の素材、さらには「エアコンの風が直接当たる席かどうか」という座席の位置によっても、感じる温度はまったく変わります。
つまり、誰ひとりとして悪気はないんですよね。
暑いと感じるのも、寒いと感じるのも、その人にとっては紛れもない「真実」なんです。
でも、体調や環境の不快感を我慢したままでは、せっかくの素晴らしい研修の内容も頭に入ってこなくなってしまいます。
これって、とってももったいないことだと思いませんか?
【空調の温度戦争を平和に解決する3つのステップ】
では、この「温度戦争」を平和的に解決して、みんなが快適に学べる場を作るにはどうしたらいいでしょうか?
私が研修やファシリテーションの現場で実践している、前向きで優しいアプローチを3つご紹介しますね。
【1.冒頭のチェックインで身体の声を聞く】
会議や研修が始まるとき、まずは「今の部屋の温度、みなさんどうですか?」とファシリテーターや主催者から問いかけてみましょう。
「寒すぎる人は手を挙げてくださいね」「風が直接当たる人は遠慮なく言ってください」と、最初に声をかけるだけで、参加者は「あ、言っていいんだ!」と安心できます。
心理的安全性というのは、こんな身近な「言いやすさ」から作られていくものなんですよ。
【2.席替えや上着の活用をみんなの工夫にする】
寒がりの人と暑がりの人が混ざっているなら、「風が当たりにくい席」と「涼しい席」で席替えをするのも大賛成です。
また、「寒がりの方は上着やひざ掛けを用意してお互いに調整しましょう」と事前に呼びかけるのも効果的です。
ひとりのガマンに頼るのではなく、みんなで環境を整える工夫を楽しむ姿勢が大切ですねぇ。
【3.違いを認め合う最高の練習台にする】
実は、「空調の温度の感じ方が人それぞれ違う」というのは、ダイバーシティ(多様性)を理解する最高のテーマでもあります。
「自分にとって快適な温度が、相手にとっても快適とは限らない」
これって、仕事の意見や価値観の違いとまったく同じなんですよね。
温度の違いをきっかけに、「みんな違って当たり前だよね」とお互いを尊重し合える雰囲気が生まれると、その後の話し合いや意見交換も驚くほどスムーズになるんです。
【おわりに】
いかがでしたでしょうか?
一見するとただの困りごとである「空調の温度戦争」も、ちょっとしたファシリテーションの視点を取り入れることで、お互いを思いやる心温まるきっかけに変えることができます。
みなさんの職場や次の会議でも、もし誰かが寒そうにしていたり暑そうにしていたら、「温度、大丈夫ですか?」と優しく声をかけてみてくださいね。
その一言が、場を和ませる魔法の言葉になりますよ。
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
ユーアンドミークリエイトの古賀弘規でした。
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