【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】質問は未来形で

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

ファシリテーターが会議を進める際、参加者へ質問を問いかける場面が数多くあります。

これは当然、議題に従って意見を求めるためです。

このときの質問のコツというのがあるんです。

それが「未来形で質問をする」です。

例えばトラブルが発生したときにそれを解決しようと思ったとき。

みんなで話し合いをする際の質問です。

「どうしてこのトラブルが発生したのですか？」

確かに原因を追及するためには必要な質問です。

けれど、これだけでは客観的にものごとをとらえ、解決策へと導けません。

こんなときには三段階に分けるといいです。

「今、どんなことが起きているのですか？」
「このトラブルをどう解決したいのですか？」
「そのためにはどのような方法が考えられますか？」

見てもらえばわかるように、思考が二回目から未来に向いていることがわかります。

また最初の段階も視点が「過去」ではなく「現在」になっていることがわかるでしょう。

人は過去を振り返ると、どうしてもマイナスイメージを持ってしまいます。

これでは良いアイデアは出てきません。

これを現在→未来へと移行させることで、より前向きなアイデアが出てくるようになるのです。

そのためにもいきなり答えを求めたりせず、先ほどの例のように三段階に分けるように質問を投げかけると良いでしょう。

このときに、最後は必ず「未来形の質問」になるように心がけて下さい。

これであなたも質問上手になれますよ。
 

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