優先順位の考え方【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

たくさんある案の中で、どれから手を付けようか考えるときに、あなたはどのような基準で優先順位をつけますか？

結構多いのが「緊急度」と「重要度」でランクを付けて考えるやり方。

「緊急度＝高」「重要度＝高」から手を付けるのは当たり前です。

次は「緊急度＝高」「重要度＝低」、その次が「緊急度＝低」「重要度＝高」になるでしょう。

それ以外にも、こんな考え方の基準があります。

それが「難易度」と「効果度」です。

目的に対しての効果が高いほうがいいに決まっていますが、やるのが難しければそれは考えるべきでしょう。

逆に、やるのが簡単だけれど効果が低ければ、それもちょっと考えないと。

ですから「難易度＝易」「効果度＝高」から手を付けてみるのです。

次は「難易度＝難」「効果度＝高」、ここはやることを分解して考え、難易度を低くしてとらえるようにしましょう。
そして「難易度＝易」「効果度＝高」は、自分でなくてもできる仕事です。

他の人に任せたりすることも考えてみましょう。
最後の「難易度＝難」「効果度＝低」は、思い切って捨てることも考えましょう。

こう考えると、組織として成果の高い仕事から取り組むことになるので、効率も向上します。

仕事のタスク管理を行う場合、締切である「緊急度」をすぐに考えがちですが、それが全体に対しての効果が高いか低いかも考えておくといいですよ。
これを話し合いの場に持ち込んで、みんなで仕事の優先順位を検討してみてはいかがでしょうか。
 

 

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