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研修講師は個性を全面に打ち出せ!

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研修講師は個性を全面に打ち出せ!

研修講師は個性を全面に打ち出せ!

2026/06/22

【研修講師の世界は二分される】

研修講師、この世界って実は大きく二つに分類されます。
一つは、同じカリキュラムを画一的に行う講師。
これは研修会社があって、そこのメニューや教材を使う場合です。


そしてもう一つ、それは講師オリジナルで教材を提供する場合。
実はここでもまた2つに分けられるんです。
一つは講師が決まったカリキュラムとして打ち出す場合。
そしてもう一つは、研修先のニーズに応じて、毎回作成する場合です。


これ、どれが正解というのはありません。
けれど、全てにおいてあることが共通して言えます。
それは
「個性を全面に打ち出せ!」ということなのです。


あれ、同じカリキュラムを画一的に行うのなら、個性は出さないほうがいいんじゃないの?
そう思うかもしれませんね。
しかし、実はここでとても重要なことがあるのです。


【研修講師の個性はなぜ必要か?】

実は、画一的なプログラムだからこそ、個性を打ち出す必要があるのです。
それは「他の講師との差別化」を行うことが必要だからです。


いやいや、だから画一化した教材なら同じことをしなければいけないんじゃないの?
実は違うんですよ。


ここで「誰がやっても同じ」だと、あなたのところにはリピートはきません。
だって、誰が行っても同じですから。
そうなると、あなたじゃなくても別の講師にお願いしよう、なんて感じで大本の研修会社は思うでしょう。


多くの研修会社では、受講生のアンケートを実施しています。
ここでリピートが来る講師は、それなりに印象を残す特徴を持っています。
そのため、それが受講生の満足度につながり、またこの講師にお願いしようということになるのです。


当然ながら講師のオリジナルで資料やテキストを作る場合も同じ。
どこぞの教科書に書いてあることを、そのまま写しただけのテキストには個性が感じられません。
だったら、専門書を買って読めばいいじゃない、ってことになりますからね。


やはり、リピート受注をいただく講師は、この人じゃないとダメ!という個性を上手に打ち出しています。
さて、あなたはどうでしょうか?


【個性って具体的に何を打ち出せばいいの?】

個性を打ち出せ、といっても何をすればいいのか?
ここが肝心ですよね。
さて、あなたはどんな個性を打ち出しましょうか?


ここであなたに問います。
「◯◯といえばこの人だよね」
と言われるような、特徴的なものを持っていますか?


私は「ファシリテーションなら古賀さんだよね」と言われるようになりました。
また「古賀さんの研修は飽きないよね」「あっという間に時間が過ぎるね」という評価もいただいています。


私の場合「楽しい研修」というのをモットーに個性を出しています。
さらには専門分野も絞って打ち出しているため、これが私の代名詞みたいなものになっています。


まずは自分がどんな研修を目指しているのか、それを考えてみましょう。
それがそのまま、あなたの個性につながります。


ちなみに私の研修がなぜ飽きずに楽しめるのか。
それは「ディスカッション」と「ワーク」を中心に組み立てているから。
私が喋る時間よりも、受講生が考えてもらう時間を長めに取るようにしているからです。


そしてもう一つ、私オリジナルの技があります。


【「個性」=「オリジナルの技」を極めろ!】

私がオリジナルで行う研修の場合、他の研修講師と大きく違うところがあります。
それは「パワーポイントのスライドを原則使わない」というところです。


「えっ、パワーポイントを使えないの? 遅れてるなぁ〜」
いえいえ、「使えない」のではなく「使わない」のです。
じゃぁ、どうやって伝えているのか?


それはホワイトボードのみを使っています。
ここみ重要なこと、伝えたいことをひたすら書きまくります。
受講生はそれをひたすらメモするように促しています。


実はこれ、私がファシリテーターをやっていたからこそ身についた技です。
ファシリテーターは会議では意見が出たら、ホワイトボードに記載していくでしょ。
それをそのまま研修で活用しているだけです。


「いやいや、パワーポイントを使ったほうが楽だし、同じことを繰り返し伝えることができるじゃないですか」
確かにそうでしょう。
けれど、それだと個性にならないんです。


私の場合、受講生を見て伝える内容を微妙に変化させています。
同じことを伝えるにしても、そこで話すエピソードを変えたり。
また時間を見て大きく端折ったり、逆に時間を伸ばしたり。


これ、パワーポイントのスライドではできないことです。
だって、すでに見せているところを端折るのは失礼でしょ。
逆に、パワーポイントに記載されていないことを追加されても、頭に入らないんです。


このパワーポイントを使わない講義こそが、私の個性とも言えます。
こういったオリジナルの技を磨き上げることで、個性ある講師になるのです。


【まじめ、ときどきギャク?】

また話し方にも特徴があります。
間のとり方、話すスピード、身振り手振り。
こういったところは、かなり意識をして訓練しました。


私が参考にしたのは「落語」です。
落語家さんは声色で役割を演じ分けたり、身振り手振りなどで状況をわかりやすく伝えたり。
だからこれをかなり参考にして、真似をさせていただきました。


そしてもう一つ、私の個性として忘れてはならないのが「ギャク」です。
といっても、オヤジギャクのようにすべらないようには気をつけています。
真面目な中に、ちょっとだけ「クスッ」と笑える。
そんなものを入れています。


しかもこれを定番化しているんです。
例えば「承認」を説明する時に、その一つとして「励ます」というのがあります。
ここで「はげますって言葉は、こんな頭の人には微妙な言葉ですけどね」と、坊主頭をさらっと撫でます。
すると「クスッ」と笑ってくれるんです。


まぁこれは自分の見た目を使った自虐ネタではありますが。
そういった定番逆を、ここで必ず入れるというのを決めています。


それだけでなく、思いついたギャグというかダジャレみたいなものをその場で披露します。
すると「この講師っておもしろいよね」という印象を持ってもらえます。


これも私の講師としての個性の一つ。
こういったものだと、画一化された教材でも個性を打ち出すことができます。
真面目なときは真面目に、そうでないときは笑ってもらえる、そんな講師像が私の理想なんです。


【個性を磨く3つの方法】

古賀さんの個性の出し方はわかりました。
けれど、自分の個性を打ち出すために、どうすればいいでしょうか?


はい、それについては今から3つの方法をお伝えします。
このどれか、もしくは全てをやってみて、自分の個性を磨いていきましょう。


1.自分の強み、弱みを知る

これは欠かせませんね。
自分の強み、得意なところ、こういうものをまずは自覚しましょう。
そしてそれを全面に打ち出してみるのです。


じゃぁ、弱みは隠せばいいの?
いえ、実は逆です。
弱みを「自虐ネタ」に使えばいいんです。


私はよく失敗談を研修でお伝えします。
実は成功談よりも失敗談のほうが受講生の記憶に残りやすんです。
まさに自分の弱みを見せることになりますよね。


そうやってネタをいくつか作っておけば、いろんな場面で披露できます。
自分の強みをしっかりと活かし、弱みを自虐ネタとして活用する。
そうすることで個性は磨かれますよ。


2.アンケートを緩やかに活用する

研修後、アンケートを取ることも多いでしょう。
そのアンケートに書いてあることをしっかりと受け止め、次の改善につなげていく。
なんて真面目なことは、あえてしないでください。


えっ、それってどうして?
だって、アンケートのリクエストに全て応えていくと、個性がつぶされちゃいますから。
一部の人にはウケなくても、個性を打ち出したことがウケたかどうかは、その場の雰囲気でわかります。


そもそも個性は万人には受け入れられません。
しかし、批判的メッセージを気にしすぎると、つまらないものになります。
だから「緩やかに活用」してください。


明らかにここは失敗だ、ミスだと思えるものは改善する必要があります。
例えば「予定時間を大幅にオーバーした」とか「スライドの文字が小さくて読みづらい」など。
客観的に見て、これは改善したほうがいいなと思える意見は、しっかりと受け止めましょう。


けれどそれ以外にも、講師の人格的なところを批判するようなメッセージもたまにはあります。
これはさらっと読み流しましょう。
まぁ、そう受け取る人もいるんだ、という程度で結構です。


逆に言えば、批判された部分はある意味自分の個性が際立った証拠とも言えます。
それを良い方向に伸ばしてみましょう。


とはいっても、大多数が批判的なアンケートメッセージを出したのであれば、それは素直に受け止めることも必要ですけどね。


3.第三者に見てもらう

もし講師仲間や研修会社の人など、客観的に自分の様子を見てくれる人がいたら、その人からの声を素直に受け止めてみましょう。
そこで与えられたフィードバックは、かなり正直に受講生の受け止め方を反映しています。


私の場合、全てを見てもらう場面はそんなに多くないのですが。
アテンドをしてくれている研修会社の方や、企業の担当さんに感想を聞くことがあります。


このときに良い評価が得られれば、それは個性として打ち出せたことになります。
逆に、気になるところを指摘された場合は、個性を打ち出しすぎたか、逆に個性が出ていないかということになります。
そこから改善を行ってみましょう。


私の場合、研修講師を始めたばかりのことは、悪いところをいろいろと指摘されたものです。
しかしそんな中でも、好意的に受け止めてくれた内容もあります。


好意的に受け止めてくれたところを伸ばしていった結果が、今の姿です。
もちろん、改善するところは改善していますよ。


できれば少し厳しいフィードバックをくれる人に見てもらうといいでしょう。
意外な癖やしぐさに対して気づくことができ、良い方向に改善できますからね。

 

【個性を打ち出すと、最終的にはどうなるのか?】

個性を打ち出したことで、研修講師として最終的にはどうなるのか?
これもいくつかメリットがあるのでご紹介します。


1.「この講師じゃなきゃ!」とリピート受注が来る

しっかりと個性を打ち出し、受講生のウケも良くなるると、次もまたこの講師にお願いしようという気持ちになります。
事実、とある企業では毎年私を呼んでもらうのが高齢になっている所もあります。


この講師の技は他の人では味わえない。
そんなふうに思ってもらえると、仕事の広がりも見えてきますよ。


2.「この講師がいいよ」と紹介をもらえる

これもとある企業での事例です。
鹿児島の会社で研修を行ったところ、同じグループ企業内で私の紹介をしてくれたそうです。
そのおかげで、翌年には福井県、そして北海道からわざわざ私を呼んでくれたのです。


地元にも似たような研修講師がいるにも関わらず、私をご指名で呼んでくれた。
これは紹介があってのことです。
個性を打ち出すと、他の人に紹介したくなるものなのですね。


3.師匠と呼ばれるようになる

って、まるで芸人の世界みたいですが。
まさにそれと同じです。
さすがに「師匠」と呼ばれなくても、自分の持っている技術ややり方を学びたいという人が出てくるようになります。
いわゆる「弟子」ができちゃうんですね。


私もかつて、弟子という人を数名抱えたことがあります。
今も希望があれば、私の技術を無償で提供するつもりです。


また、受講生の中にも「私みたいになりたい!」ということで、会社を辞めてその道に入った人もいます。
そういう人まで出てくるようになるんですよ。


けれど、そのためにも自分の個性に磨きをかけていかないと。
これはぜひ意識をしてやり続けて下さい。

 

【おわりに】

個性を出すことで、いろいろなメリットが有ることがおわかりいただけたと思います。
研修講師は画一的なものじゃつまらないです。
どこかにオリジナルの技を見出して、それを突き詰めていきましょう。


そうすることで、研修講師としての明るい未来も拓けてきます。
それが仕事にもつながり、社会的な信用にもなり、多くの人から愛されるこうしになっていきますよ。


そして次回は、さらに私のオリジナル技の一つ。
アフターフォローについてお伝えします。
これをやっている講師は、まず他にはいないでしょう。


そのノウハウを余すこと無くお伝えします。
これ、真似できる人はぜひ真似してみて下さい。
そうすると、間違いなく客先から喜ばれますので。


ということで次回も乞うご期待!

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